通所リハで「医療機関入院中のリハ計画書入手」など義務化、質の高いリハ行う大規模事業所は高い報酬に
2023年11月2日 ピックアップニュース3選
通所リハで「医療機関入院中のリハ計画書入手」など義務化、質の高いリハ行う大規模事業所は高い報酬に-社保審・介護給付費分科会(2)
通所リハビリテーションについて、より質の高いリハ提供を目指し、例えば「利用者が
入院していた医療機関から疾患別リハの計画書を入手し、それを通所リハ計画に活かす」
ことを義務化してはどうか-。
また、大規模な通所リハ事業所では、現在、スケールメリットを考慮して「低い基本報
酬」を設定しているが、リハマネジメントに力を入れ質の高いリハを提供する場合には、
「高い基本報酬」算定を認めてはどうか-。
10月26日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会で、こういった議論も行われて
います。
https://gemmed.ghc-j.com/?p=57167
(Gem Med 2023.10.27)
社会福祉法人が独自に介護技術を認定 手当に連動、職員意欲が向上(兵庫)
兵庫県尼崎市の社会福祉法人あかね(松本真希子理事長)は独自に職員の介護技術を認定
する「ケアマイスター制度」、接遇スキルを認定する「サービスマイスター制度」を実施
している。レベルに応じた手当を付け、給与体系も年功序列を廃止して本人次第で上がる
よう改定したことにより、キャリアアップが明確になった。法人内の介護技術の均一化や
法人理念の浸透にも効果を上げている。
ケアマイスターは2008年に始めた。介護技術は高いが管理職に向かない場合は評価が低く
なりがちな状況を改め、介護技術を適切に評価しようと取り組んだ。他産業からの転職者
を含めて自分の現状が分かり、上を目指せるピラミッド式とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cc7ca82d9838bb6297cd1a26c2a65aae852d013
(YAHOO!JAPAN 2023.11.1)
障害福祉サービス情報、未公表事業所は報酬で対応-厚労省が検討を提案、指定更新の条件にも
厚生労働省は、30日に開催された障害福祉サービス等報酬改定検討チームの会合で、障害
福祉サービス等情報制度の公表率が8割程度にとどまっていることを報告し、「未公表と
なっている事業所への報酬による対応」を検討することを提案した。
この情報公開制度は2018年4月に施行されたもので、利用者が良質なサービスを選択できる
よう、従業員数やサービス内容、権利擁護やサービスの質の確保の取り組みなどの情報を
ネットで閲覧できる仕組みとなっている。
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