訪問介護の人手不足解消へ 通所の人材を活用 新たなサービス案
2023年10月31日 ピックアップニュース3選
訪問介護の人手不足解消へ 通所の人材を活用 新たなサービス案
訪問介護の現場の人手不足を解消するため、厚生労働省はこれまで別々の事業所が担ってい
た訪問介護と通所介護のサービスを、ひとつの事業所が提供できるようにし、通所の人材を
訪問でも活用できる新たな介護サービスの案をまとめました。
在宅で受けられる介護保険のサービスには、ヘルパーが自宅を訪れる「訪問介護」とデイ
サービスのように利用者が施設に出向く「通所介護」がありますが、このうち訪問介護の
現場では、昨年度の有効求人倍率が15.53倍と、施設で働く介護職員の3.79倍を大きく上
回り、人手不足が深刻になっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231031/k10014242331000.html
(NHK 2023.10.31)
生活介護の送迎加算の対象、施設入所者検討を
厚労省が方向性提示、隣接していない事業所に限定
厚生労働省は30日、障害者支援施設の入所者が対象外となっている生活介護などの送迎加算
について、一部の送迎を加算対象とする方向性を障害福祉サービス等報酬改定検討チームに
示した。
送迎加算は、利用者に対して居住と事業所との間の送迎を行った場合、所定単位数が算定で
きるが、入所者は算定対象者から除かれている。
厚労省は、入所している障害者支援施設と隣接していない日中活動系の事業所への送迎に限
定することを視野に入れている。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20231030191355
(CBnews 2023.10.30)
介護食市場5年で1.5倍に成長 老いても思い出の味を楽しんで
介護食品市場が拡大している。民間調査会社の調べによると、2022年の市場規模は17年の
1.5倍に成長。手軽においしく食べられるレトルトタイプが人気で、自宅で高齢の家族を
介護する世帯で手に取る人が多い。メーカーは、老いても思い出の味を楽しんでもらおう
と商品を拡充しており、医療や介護現場への業務用の導入も進んでいる。
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