訪問介護のヘルパー、2040年までに3.2万人増が必要 厚労省試算 「非常に厳しい状況」

2023年8月31日 ピックアップニュース3選

訪問介護のヘルパー、2040年までに3.2万人増が必要 厚労省試算 「非常に厳しい状況」

担い手の不足が極めて深刻な課題となっている介護保険の訪問介護について、厚生労働省は
30日の審議会で、今後のニーズや必要なサービス量などの見込みを公表した。
2021年の時点でおよそ118万人だった1ヵ月あたりの利用者数が、2040年にはおよそ134万
人まで増加するとした。
足元の1事業所あたりの平均利用者数から計算すると、2040年には約4万件の事業所が必要
になると説明。2021年の約3万5000件から、約5000件増やさなければならないと報告した。
また、2040年には約28万3000人のホームヘルパーが必要になると試算。2021年の実績は
約25万1000人で、そこから約3万2000人を追加的に確保しなければならないとした。
https://www.joint-kaigo.com/articles/13170/
(JOINT介護のニュースサイト 2023.8.30)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

島根・益田で進むスマートヘルス構想 介護などIoT活用

島根県益田市であらゆるモノがネットにつながる「IoT」を健康維持や介護の分野で活用す
る「スマートヘルス」への取り組みが進んでいる。2018年に市民らの血圧データを自動送
信して生活習慣の改善につなげる事業を開始したのに続き、23年から介護施設で入居者の
見守りにIoT技術を使う実証実験が始まった。高齢化が進む地方の医療課題を解決する試み
として注目されている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC242PU0U3A820C2000000/
(日本経済新聞 2023.8.31)

介護職員の離職率、14.4% 過去最低並みを維持 事業所間で2極化の傾向=介護労働実態調査

介護労働安定センターが21日に公表した昨年度の「介護労働実態調査」では、介護職員の
離職率が14.4%だと報告されている。
前年度から0.1ポイント上がったものの、依然としてこれまでで最も低い水準を維持してい
る。全産業の平均は13.9%(2021年雇用動向調査)。以前は大きかったこれとのギャップ
も、既にだいぶ縮まってきている。

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