老健や介護医療院の多床室、25年度に室料自己負担化を導入
2023年12月26日 ピックアップニュース3選
老健や介護医療院の多床室、25年度に室料自己負担化を導入
一部の介護老人保健施設(老健)や介護医療院の多床室について、厚生労働省は室料の自己
負担化を2025年度中に導入する。一定の所得がある入所者に1カ月当たり8,000円相当の
室料を負担してもらう方針。厚労省では、在宅との負担の公平性や各施設の機能や利用実
態などを踏まえ、さらなる見直しも含め検討する。
介護施設の居住費を巡っては、厚労省が4日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、「療
養型」や「その他型」の老健や介護医療院の多床室について一定の所得がある入所者に室
料の負担を求めることを提案した。これを支持する声もあったが、施設や利用者側の複数
の委員が引き続き反対姿勢を示した。
https://i.care-mane.com/news/entry/2023/12/25/150000
(ケアマネドットコム 2023.12.25)
医療や介護の改革工程を閣議決定、政府 介護2割負担拡大、27年度前に結論
政府は22日、医療や介護など社会保障の改革工程を閣議決定した。2024年度に実施する取
り組みとして、原案の段階では、介護保険サービスの利用者負担を2割にする範囲の拡大を
盛り込んでいたが、28年度までに検討する取り組みに修正した。
武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相が20日に行った予算折衝で、範囲の拡大の先送りに
合意したことを踏まえた対応で、第10期の介護保険事業計画(27年度から)が始まる前に
結論を得るとしている。
24年度から取り組む「こども・子育て支援加速化プラン」(加速化プラン)の財源の一部に
するため、政府は28年度までの社会保障改革で、計1.1兆円程度(公費ベース)の歳出を抑
制する方針。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20231222202332
(CBnews 2023.12.22)
ワハハと笑って介護予防 人生の目標に
「笑う門には福来たる」ということわざは、笑いの絶えない人の家には自然と幸せが訪れ
るという意味だ。実際に近年の研究で、笑いが健康によい影響を与えることを示す成果が
次々と発表されている。ストレスと関連する疾患や生活習慣病の予防に役立つだけでなく、
要介護状態になるのを防ぐ可能性も。年末年始、ぜひ笑う機会を増やして健康寿命の延伸
につなげたい。
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