福祉用具の貸与・販売を選択制に 厚労省が正式に提案

2023年8月29日 ピックアップニュース3選

福祉用具の貸与・販売を選択制に 厚労省が正式に提案
歩行器やつえなど対象

厚生労働省は28日、介護保険の福祉用具をレンタルで使うか、または購入して使うかを
利用者が自ら選択できる新たな制度の導入を正式に提案した。
福祉用具貸与・販売の見直しを議論している有識者会議で、「導入に向けた検討をお願
いしたい」と委員に要請した。来年度の介護報酬改定をめぐる論点の1つになる。
厚労省は固定用スロープや歩行器、つえなど相対的に廉価な種目を“選択制”の対象とす
る方針。貸与ではなく販売でも提供できるようにすることで、膨張する介護費の一定の
抑制につなげられると見込む。
https://www.joint-kaigo.com/articles/13076/
(JOINT介護のニュースサイト 2023.8.29)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

厚労省概算要求33.7兆円 社会保障や医療DXの費用計上

厚生労働省は2024年度予算の概算要求を33兆7300億円とする方向で調整に入った。高齢化で
社会保障費が膨らみ、23年度当初より約5900億円(約1.8%)増える。医療や介護の報酬改定
への対応は金額を示さない「事項要求」となり、最終的な予算額はさらに増加する見通しだ。
高齢化の進展を受け、年金や医療といった社会保障費の要求額が全体を押し上げた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2374E0T20C23A8000000/
(日本経済新聞 2023.8.23)

山形大学 3Dフードプリンターで介護食づくり

3Dの設計データをもとに樹脂などを用いて立体物を製作する3Dプリンターが様々な業界で
活用されている。山形大学理工学研究科では硬い樹脂ではなく、ゲルなど柔らかい素材を
活用して食品を製作する「3Dフードプリンター」を開発。同じ見た目でも食感や栄養素の
異なる食品を作ることができ、介護食や病院食への応用に向けて研究・開発が進められて
いる。第一人者でもある機械システム工学専攻の古川英光教授に話を聞いた。

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