特養、赤字施設が増加 昨年度は従来型で4割超 人件費率・経費率が上昇=WAM調査

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2023年3月29日 ピックアップニュース3選をお届けします。

〇特養、赤字施設が増加 昨年度は従来型で4割超 人件費率・経費率が上昇=WAM調査
福祉医療機構が先週末、特別養護老人ホームの経営状況を明らかにする調査レポートを
新たに公表した。
昨年度(2021年度)に赤字だった施設の割合は従来型で42.0%、ユニット型で30.5%。いず
れも前年度より拡大していた。
従来型、ユニット型それぞれ、介護報酬のプラス改定の影響などで利用者単価は上昇して
いる。ただ同時に人件費率が上がったほか、水道光熱費などの高騰で経費率も上昇。WAM
は「収益の増加を費用の増加が上回ったことで経営状況が悪化した」とまとめている。
https://www.joint-kaigo.com/articles/7896/
(JOINT介護のニュースサイト 2023.3.28)

〇指示書でのリハ職の訪問介護、平均1日48.6分 週1.6回、22年度改定の結果検証調査
厚生労働省は22日、訪問介護指示書での記載事項である理学療法士(PT)らリハビリ職に
よる訪問介護について1日当たり平均48.6分、週平均1.6回行なうよう主治医から訪問看護
事業所に指示が出ていたとの調査結果を、中央社会保険医療協議会・総会に報告した。20
22年度診療報酬改定で1日当たりの時間と週当たりの回数の記載が必須となった。リハビ
リ職による訪問介護のうち、PTによる実施が半数近くを占めていた。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20230322174411
(CBnews 2023.3.22)

〇非正規職員8割、正規希望しない 介護従事者
諏訪広域連合は、諏訪地域の介護従事者の人材確保や離職抑制に向けて昨年実施したアン
ケート調査の結果をまとめた。2019年度の前回調査と比べ、職場の男女比では男性の割合
が増えたが、依然として女性が多い。給与改善を望む声は根強いが、非正規職員の8割は
正規職員を「希望しない」と回答しており、夜間勤務が障壁となっていることが分かった。

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