日本生命、介護最大手ニチイHDを2100億円で買収へ…生保事業との相乗効果見込む
2023年11月29日 ピックアップニュース3選
日本生命、介護最大手ニチイHDを2100億円で買収へ…生保事業との相乗効果見込む
日本生命保険が介護事業に参入することが28日、わかった。最大手のニチイ学館を傘下に
持つニチイホールディングス(HD)を買収する。米ファンドが保有するニチイ株を約2100億
円で取得することで合意した。高齢化で市場が拡大する介護事業を新たな収益源に育て、
生保事業との相乗効果も見込む。
日本生命とニチイは1999年、子育てや介護を主体とする「ライフケア」分野で業務提携を
結び、関係を深めてきた。ニチイ側が日本生命の保険契約者向けに介護に関する相談を
受けるサービスなどを展開している。日本生命が策定中の中期経営計画では、この分野を
強化する考えで、買収は柱の一つとなる。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231128-OYT1T50190/
(読売新聞 2023.11.28)
LIFE関連加算、対象サービス拡大せず 24年度報酬改定で厚労省案
厚生労働省は27日、科学的介護情報システム(LIFE)に関連する加算について2024年度の
介護報酬改定で対象となるサービスの範囲を広げない方針案を、社会保障審議会の介護給
付費分科会に示した。一方、現場の負担を軽減するためにLIFEへの入力項目の定義の明確
化や、複数の加算で重複している項目の選択肢の統一化といった見直し案も提示し、いず
れも大筋で合意を得た。
LIFEへのデータ提出などを要件とする加算は、21年度の報酬改定で作られた。加算の対象
となるのは、介護老人福祉施設や介護老人保健施設、通所介護、グループホーム、小規模
多機能型居宅介護といったサービスだが、居宅介護支援や訪問介護などは対象外とされた。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20231127193811
(CBnews 2023.11.27)
介護施設での療養、報酬手厚く- 厚労省、新感染症への対応
厚生労働省は27日、新たな感染症が流行して介護施設に入居する高齢者が感染し、施設内で
療養を続けた場合、介護事業者が受け取る報酬を手厚くする方針を固めた。事業者の介助
負担が通常より増えることに対応する。医療機関のベッドを空け、より重症の患者が入院
できる環境を確保する狙いもある。2024年度の介護報酬改定で実施する。
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