成果重視の介護報酬創設 データ解析で有効なケア後押し

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2023年3月7日 ピックアップニュース3選をお届けします。

〇成果重視の介護報酬創設 データ解析で有効なケア後押し
政府は2027年度にも、食事など日常生活に必要な動作の維持・改善といった成果を重視す
る仕組みを介護報酬制度に創設する方針だ。現在は要介護度など外形的な基準が中心で、
生活動作を向上させる動機づけが弱い。センサー利用や介護記録の自動化など先端的な
取り組みを報酬面で後押しする。データを解析し、有効なケアの把握につなげる。
内閣府や厚生労働省が6日、政府の規制改革推進会議の作業部会で方針を確認した。27年
度の介護報酬改定での導入に向け検討を始める。事業者が希望すれば選択できる制度と
することを念頭に置く。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA063M90W3A300C2000000/
(日本経済新聞 2023.3.6)

〇地域医療を守る、医師の働き方改革をITシステムで支援する
勤務医の長時間労働が常態化している。日夜疲労困憊し専門性を一層磨く時間もつくれない
医師たちを護り、「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するため」の
医療法等の一部改正が行われ、来年4月から、医師の勤務時間に罰則付きの残業規制が適用
される予定だ。
急性期医療を担う医療機関を中心に医師の勤務実態把握に向けた仕組みの整備が進められ
ている。
https://bp-affairs.com/news/2023/03/20230303-11945.html
(bp-Affairs 2023.3.3)

〇ロボットとAIで医療インシデント削減実験 群大病院
NTT東日本群馬支店は、群馬大学病院で、高速移動通信システムとAI技術、自立走行ロボッ
トを活用し、患者の服薬を管理する実証実験に取り組んでいる。医療スタッフの代わりを
ロボットがつとめることで、看護師や薬剤師の負担を軽くしたり、事故につながる要因を
減らしたりする効果も期待できるという。

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