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居宅介護支援への利用者負担の導入を提言、財政審 人材紹介会社の強制強化なども

2024年5月22日 ピックアップニュース3選

居宅介護支援への利用者負担の導入を提言、財政審 人材紹介会社の強制強化なども

財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が21日に取りまとめた「春の建議」では、居宅介護
支援に利用者負担を導入し、利用者から質の高いケアマネジメントが選ばれる仕組みにす
るよう求めた。
居宅介護支援の費用は現在、利用者に負担を求めていないが、財政審の建議では介護保険
制度が創設されてから20年以上が経ち、ケアマネジメントに関するサービスの利用が定着
していると指摘した。
その上で、本来なら利用者が負担すべきケアマネジメントの費用を現役世代の保険料で肩
代わりし続けることは世代間の公平の観点から「問題がある」と主張。公正で中立なケア
マネジメントを確保するため、質を評価する手法の確立や報酬への反映と併せて居宅介護
支援への利用者負担を導入するよう求めた。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20240521163942
(CBnews 2024.5.21)

電子レンジのワット数で生じるケアの差 介護職の「常識」を世間に

編集長という立場になると、自分で取材に行くよりも、ほかの人に執筆を依頼し、書いて
もらった原稿を編集するということがどうしても多くなる。そうした過程の中での筆者との
やり取りは、“現場の今”を実感できる貴重な機会だ。
私が「なかまぁる」で編集を担当する連載の一つに「副業ヘルパー」がある。先日、筆者の
水沼三佳子さんと、今後の題材について打ち合わせをした。水沼さんは出版社で編集者とし
て働きながら、週に1日、訪問介護のヘルパーとして勤務している。
「訪問先で電子レンジが500ワットだと食材の温めに時間がかかってしまうのですよね」。
水沼さんからそんな言葉が飛び出した。どういうことなのか。訪問介護中、食事の準備から
高齢者の方に食べ終えてもらうまで、かけられる時間は20分程度。分刻みの業務の中で、電
子レンジが500ワットか600ワットかという差がケアの在り方に大きな違いを生むという。
600ワットならば温め時間を減らせる分、高齢者に少しでもゆっくりと食事をしてもらえると
いうのだ。
https://www.asahi.com/articles/ASS5N0400S5NUKJH001M.html
(朝日新聞デジタル 2024.5.21)

精神保健福祉法、改正後初の検討会がスタート

厚生労働省は20日、精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会の初会合を開催した。
4月に施行された改正精神保健福祉法では、医療保護入院の入院期間が法定化されたほか、
精神科病院での虐待防止措置の義務化や虐待を発見した場合の都道府県などへの通報の義務
化などが盛り込まれた。同検討会では、改正法施行後のモニタリングやフィードバックから
効果検証を行うとともに、特定の検討課題を設けるのではなく、今後の精神保健医療福祉の
課題について幅広く議論を行う。

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