厚労省、介護職員の働きやすい職場環境づくりの事例集作成 – 離職率改善などの取り組みを紹介
2024年3月7日 ピックアップニュース3選
厚労省、介護職員の働きやすい職場環境づくりの事例集作成 – 離職率改善などの取り組みを紹介
介護人材の不足や離職などの課題解決につなげてもらおうと、厚生労働省は「介護職員の
働きやすい職場環境づくり」に関する優良事例集を作成した。
事例集は、2023年度「介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰・厚生労働
大臣表彰(優良賞)」を受賞した6事業所の取り組みを掲載している。経営者層と現場職員か
らヒアリングを行い、他の事業所が取り入れやすく、参考にできる事例をそろえた。
内閣総理大臣表彰を受賞した社会福祉法人友愛十字会が運営する介護老人福祉施設「砧ホー
ム」については、離職率や介護事故の改善、職員のモチベーション維持を実現した取り組み
事例として紹介。同施設はテクノロジーの活用による安心・安全な職場づくりや生産性向上
ガイドラインを活用した現場改革などを推進している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b747a7e821b7bf89b5acf5a75351a3acdf650ec
(YAHOO!JAPAN 2024.3.6)
おむつに排尿検知センサー スマホで交換タイミングがわかる
東レは、おむつを直接視認することなく要介護者の排尿有無を把握できる、おむつ組み込み
タイプの排尿検知センサーを開発した。今後実証を重ね、2025年度中の実用化を目指す。
要介護者の増加および労働人口減少に伴う人手不足により、介護現場の負担が増加している
という社会課題に向けた取り組み。
東レはこれまで、独自の半導体CNT(高性能半導体カーボンナノチューブ)複合体技術により、
汎用フィルム上に水分の検出が可能なセンサーを作製して無線動作することを確認しており、
その技術を用いた排尿検知センサーの開発を進めていた。しかし、実際におむつにセンサー
を組み込むと、人体や尿そのものの水分の影響により無線通信ができない課題があった。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1573925.html
(Impress Watch 2024.3.5)
障害者の65歳問題、介護報酬との調整「検討課題」社保審・障害者部会
厚生労働省は5日に開催された社会保障審議会・障害者部会で、2024年度の障害福祉サービ
ス等報酬改定の主な内容について報告した。日本視覚障害者団体連合会長の竹下義樹委員は
障害者の「65歳問題」に言及し、介護報酬との調整について課題が示された。
障害福祉サービスの利用者は65歳を迎えると、原則として介護保険サービスに切り替わる
ため、それまで利用していたサービスが受けられなくなる(65歳問題)。
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