医療介護の歳出改革断行を 少子化財源で財政審が提言

2023年5月30日 ピックアップニュース3選

医療介護の歳出改革断行を 少子化財源で財政審が提言

財政制度等審議会は29日、政府が6月に策定する経済財政運営の指針「骨太方針」に向けた
建議(意見書)を発表した。少子化対策の財源を巡り「医療や介護など社会保障分野の歳
出改革の断行」が必要だと提言。税の活用に関しては「選択肢から排除すべきではないと
の意見があった」と述べるにとどめ、増税論議に踏み込まなかった。
自民党内には痛みを伴う社会保障費の削減に反対意見も強く、年末の予算編成に向けた具
体策の調整は難航しそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/921df9662b3624fbe3ca6c8e2f662e4aeede6afc
(YAHOO!JAPAN 2023.5.29)

介護保険制度の見直し 結論を年末まで再延期の方針 厚労省

65歳以上の高齢者が負担する介護保険料など、介護保険制度の見直しをめぐる議論につい
て、厚生労働省はことしの夏までに結論を出すことを目指していましたが、物価高騰など
の影響を検討する必要があるとして年末までとりまとめを見送る方針を固めたことがわか
りました。
介護保険制度をめぐっては、厚生労働省が3年に1度、専門家の部会で経済的な負担のあり
方などについて見直しの議論を行っていて、今回は、去年の年末としていた結論のとりま
とめを、ことしの夏まで延期して検討を行っていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230527/k10014080061000.html
(NHK 2023.5.27)

医療AIの実態調査へ…画像診断や問診内容の解析に活用、反面誤診のリスクも

厚生労働省は今年度にも、医療機関を対象にAI(人工知能)の導入実態について全国調査
に乗り出す。医師の負担軽減につながる活用事例や課題などを調べ、今後導入を検討する
医療機関向けの指針策定に生かす。

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