医療・介護制度改革、年末に一定の取りまとめへ 全世代型社保構築会議
2024年5月28日 ピックアップニュース3選
医療・介護制度改革、年末に一定の取りまとめへ 全世代型社保構築会議
政府の全世代型社会保障構築会議は27日、医療・介護制度の改革を巡る議論の進め方を決
めた。2023年末に閣議決定した改革工程に盛り込まれた医師偏在対策などのメニューの検
討状況を、政府の予算編成の進捗に応じて年3回程度議論する。
構築会議の改革工程では、28年度までに行う改革のうち、医療・介護制度の改革を着実に
進めるため、年度ごとの予算編成過程でその年度に実施すべき施策を検討・決定すること
とされている。
それを踏まえて、この日の会合では、翌年度の改革の進め方について、構築会議として一
定の取りまとめを毎年行うべきだという意見があった。年末の対応を想定していて、内閣
官房では、具体的な対応を検討する。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20240527204216
(CBnews 2024.5.27)
訪問介護を担うベトナム人介護福祉士 日本の料理の腕を上げるために取り組んでいる
こと…担い手に外国人が不可欠な時代に
高齢者らの自宅に出向き、食事や入浴などを介助する訪問介護の現場で、介護福祉士の国
家資格を持つ外国人が活躍し始めている。日本人ヘルパーの不足を背景に、国は、在宅介
護サービスに携わることができる外国人材の対象を広げる方針だ。高齢者と外国人ヘルパー
がともに安心して関われる環境づくりが求められている。
◆文化・習慣 相互理解で円滑に
■料理工夫の介護福祉士
「今日のお昼は、冷蔵庫にある豚肉とナスを使って一緒に作りましょう」
4月2日午前、大阪府藤井寺市の一軒家。訪問介護を利用しながら、一人で暮らす女性(85)の
自宅で、ベトナム人の介護福祉士、マン・グエン・スアン・ハンさん(34)は、滑らかな日
本語で話しかけた。
2017年に来日したハンさんは、府内の専門学校を卒業して介護福祉士の資格を取得。19年に
青山ケアサポート(大阪市)に就職した。有料老人ホームで経験を積んだ後、21年から、高
齢者宅で行う訪問介護のスタッフとして働いている。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240514-OYTET50003/
(ヨミドクター 2024.5.28)
医療・介護における人材不足の実態と打ち手(後編)
少子高齢化の影響が想起に顕在化すると考えられる地方と郊外に焦点を当て、今後の医療・
介護に関する需給動向や、課題となる人材不足に対しての打ち手、リーダーシップを発揮
すべき組織について論じる連載「医療・介護における人材不足の実態と打ち手」の前編で
は、高齢化が進む「地方」および、いわゆるベットタウンである「郊外」を例に、医療と
介護の需給ギャップを分析しました。
分析結果が示すとおり、今後は地方・郊外を問わず、特に需要が拡大する慢性期・介護領
域において人手不足が深刻となることが想定されます。後編では特に介護領域における人
手不足に対する打ち手について紹介したのちに、労働力不足解決に対してリーダーシップを
発揮すべき組織について論じます。
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