医療、介護国家資格取得の条件緩和 政府が成長戦略で方針

2024年6月17日 ピックアップニュース3選

医療、介護国家資格取得の条件緩和 政府が成長戦略で方針

政府は7日、成長戦略として掲げる「新しい資本主義実行計画」を改訂した。人手不足の
業種への対応策として、医療や介護の国家資格を取得する際の条件緩和を進める。1人の
職員が複数の資格を短期間で取得できるよう、共通する科目の履修を免除したり、すでに
修得した単位数に応じて履修時間を短縮したりする。
同日の「新しい資本主義実現会議」で明らかにした。「骨太方針」と併せ、6月中の閣議
決定を目指す。
保育・幼児教育分野では2025年度以降、1歳児についての職員配置基準を改善することを
強調。それと併せて、保育士資格を持たない保育補助者の追加採用を進め、業務報告の作
成といった仕事を担うよう促す。
介護職員についても同様に介護助手の活用を進め、介護福祉士の資格を持つ職員の業務負
担を減らす。
https://fukushishimbun.com/seiji/35579
(福祉新聞 2024.6.15)

「福祉や介護分野への就職を後押し 今後2年間で1500人採用へ【長崎県】

◆今後2年間で1500人の採用を目指します。
福祉や介護の仕事に関心を持つ人を対象とした面談会が、長崎市で開かれました。
長崎市の出島メッセ長崎で開催された「ふくしの仕事就職フェア」には、県内の高齢者福
祉施設や障害者支援施設など52の法人が参加しました。
福祉・介護分野は人手不足が深刻で、県と県社会福祉協議会は就職を後押ししようと毎年、
面談会を開いています。
県内では、2022年度時点で、約2万8500人が介護サービス業についていて、県は2年後の
2026年度までに1500人増やしたい考えです。
16日、就職活動中の学生など約100人が参加し、施設の職員から仕事の魅力や有休を時間
単位で取れるなど待遇面についても説明を受けました。
https://www.fnn.jp/articles/-/714875
(FNNプライムオンライン 2024.6.16)

介護ツアー、つかめ中国 「超高齢化」見据え ICT導入・北九州の研修好評

中国の高齢者施設の経営者らがICT(情報通信技術)を活用した先進的な介護の形を学ぶ「介
護産業ツアー」の訪問先として、北九州市に注目している。政令市で最も高齢化率が高い
同市は、ICT機器を導入しながら介護現場の仕事の見直しを進め、「北九州モデル」と名付
けて普及を図ってきた。そんな取り組みが、共通の問題意識を持つ中国の関係者をつかんだ。

条件で記事を絞り込む(カテゴリで絞り込む場合は、大カテゴリまたは小カテゴリの一方で絞り込みください)