元日の現場を襲った能登半島地震 BCP機能をめぐり想定される3つの課題
2024年1月5日 ピックアップニュース3選
元日の現場を襲った能登半島地震。BCP機能をめぐり想定される3つの課題
元日、能登半島を中心とした北陸地方で大きな地震が発生しました。被災された方々には、
心よりお見舞いを申し上げます。懸念されるのは、極寒の季節に避難所生活が長引くこと
での健康被害などです。介護施設・事業者も大きな被害を受け、業務継続や利用者の安否
確認についても困難な状況が続いています。
◆BCPでは、平時の「渉外力」も問われる
今回のような大規模災害が発生した場合、4月から完全義務化される業務継続の取組みが
どこまで機能したのか、機能していないとすれば課題はどこにあるのか──いずれ、国お
よび業界全体で考えなければなりません。
https://i.care-mane.com/news/entry/tanaka20240104
(ケアマネドットコム 2024.1.4)
東京都が介護職員に月額1~2万円支援…2025年度に3万1000人不足見通し
東京都の小池百合子知事は4日、介護人材の確保に向け、都内在勤の介護職員らを対象に
1人あたり月額1万~2万円の経済的支援を行う方針を明らかにした。
年頭の職員に対する訓示で述べた。介護職員への支援を巡っては、政府が今年から月額
6000円の賃金引き上げを決めている。小池知事は、住宅費など生活コストが高い都内の
事情を踏まえ、支援を上乗せする必要があるとして、「東京の実情に応じた積極的な施
策を考えてい
く」と語った。
民間企業で賃上げが進む中、介護業界では待遇の悪さから人材流出が続いている。都の
2021年の推計では、25年度の都内の介護需要は約22万3000人に達するのに対し、介護職
員は約19万2000人で、約3万1000人の不足が見込まれている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240104-OYT1T50099/
(読売新聞オンライン 2024.1.4)
介護職 人手不足で夜勤中に「休憩が取れない」43% 半数が心身状態に影響…
日本介護クラフトユニオン調査
介護職員の4割超が、夜勤中に休憩できていないことが、労働組合「日本介護クラフトユ
ニオン」(東京都港区)の調査で分かった。主な原因は人手不足で、2割近くが年次有給休
暇(有休)を取得できていないことも明らかになった。賃金が低いことに将来的な不安を覚
え、より良い条件を求めて業界内を転職する職員も相次いでいる。
同ユニオンは2023年3~4月、加盟する介護事業所で月給制で働く職員4881人にアンケー
トの調査票を配布し、87%にあたる4232人から回答を得た。
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