介護計画作成にAI活用 ケアマネ業務効率化へ 静岡県、効果検証
2024年1月10日 ピックアップニュース3選
介護計画作成にAI活用 ケアマネ業務効率化へ 静岡県、効果検証
静岡県は介護支援専門員(ケアマネジャー)が作成するケアプランについて、人工知能(AI)を
導入して業務効率化を図る取り組みに乗り出した。介護サービス利用者のビッグデータを
活用し、質の高いプランづくりを後押しする狙いがある。高齢化の進行に伴い介護需要の
さらなる増加が見込まれる中、県内のモデル事業所で効果を検証している。
ケアプランは要介護度や生活環境などに応じて、介護サービスの種類や頻度を決める。利
用者や家族の意向を踏まえてケアマネがつくるのが一般的だが、経験に頼る部分が多く、
ノウハウの伝達も難しいとされる。
AIシステムは利用者の基本情報や要介護認定情報などを入力すると、過去の膨大な情報から
利用者の状況に適したケアプラン案や将来の状態予測などを提案する。要介護度が改善に
向かったデータを示したり、不足している情報を指摘したりすることも可能という。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1390019.html
(静岡新聞 2024.1.10)
161の社会福祉施設が被災 137施設で断水 「人手が足りない」
最大震度7を観測した能登半島地震で、厚生労働省は4日午後6時半時点で、新潟、富山、石川
3県の計161の社会福祉施設などで停電や断水、建物被害が出ていると発表した。連絡がとれ
ない施設も30余りあり、安否の確認を急ぐ。介護職員の不足も深刻となっており、同省は4日、
応援職員の確保を自治体や関係団体に依頼した。
3県では確認できただけで137の高齢者や障害者施設などで断水、20施設で停電が続く。この
うち被害が最も大きかった石川県では、特別養護老人ホームなど111の高齢者施設で断水、17
施設で停電しているほか、2施設は建物が全焼などして利用者がほかの施設に避難している。
全国老人福祉施設協議会によると、「自宅が倒壊して避難した介護職員もいて、人手が足りな
い」状態だという。
厚労省は各都道府県や政令指定都市、中核市に対し、高齢者や障害者らの受け入れや応援職
員の確保を依頼。関係団体にも協力を要請した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e678bcdf7a84dbd0ab7da27a2929db66c08cb76b
(YAHOO!JAPAN 2024.1.5)
【2024年度診療報酬改定総点検4】医療DXを診療報酬でもサポート!
マイナンバーカードの保険証利用、電子カルテ情報の共有など促進!
◆地域包括診療料など、主治医・ケアマネ連携、認知症対応力の強化を目指す
より質が高く効率的な医療・介護サービス提供を目指し、医療・介護などの情報を全国の
医療機関等や介護施設・事業所、患者本人が共有する「医療DX」推進の動きが加速化して
います。
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