介護業界のDXレポート『デジレポ』vol.1 本格スタートした介護事業所の電子申請 東京・速報版

2024年5月7日 ピックアップニュース3選

介護業界のDXレポート『デジレポ』vol.1 本格スタートした介護事業所の電子申請 東京・速報版

~市部の導入率は6割近くと先行して、特別区は電子化の対応が遅れる傾向~
介護業界のDX化を支援する公表システム・サポート株式会社(東京都新宿区)では、2024年
5月に、東京都の特別区(23区)と市部(26市)を対象に、「介護事業所の電子申請」の導入状況
を調査しました。
◆本格スタートした電子申請の導入状況を調査
2024年4月より本格スタートした「介護事業者の電子申請」は、介護業界のデータ化や効率化
を目指すものとして、新たなシステムや様式ではじまった制度になりますが、その手続きは複
数の工程にまたがって専門知識も必要になり、かなり難しいレベルと言われています。(業界
関係者よりヒアリング)
そこでこの調査リリース『デジレポ』東京vol.1では、本格スタートして1カ月経過時点での、
東京エリアの「介護事業所の電子申請」の導入状況について、速報版レポートとして紹介します。
https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/MP7HWQ4UO5P5LG7X6DYG67N7TA/
(産経新聞 2024.5.6)

スキマ時間を介護現場に 人手不足解消に有償ボランティアを活用へ

有償ボランティアを派遣することで介護施設の人手不足を少しでも改善しようと、埼玉県
川口市は介護のマッチングサービス会社と連携協定を結んだ。「スキマ時間」の活用だけで
なく、元気な高齢者に積極的に参加してもらい、社会参加や健康維持につなげる狙いもある。
Sketter(スケッター)と呼ばれる介護事業のマッチングサービスをしている「プラスロボ」
(東京都港区)と3月に連携協力協定を結んだ。7~9月、同社は無料でこのサービスを市内の
介護事業所に提供する。その結果をもとに市などと効果を検証する。
介護施設での有償ボランティアを希望する人はスケッターを通じて、介護施設が募集している
「お手伝い」情報から希望する業務を選ぶ。実際に介護施設で業務をこなすと、有償ボラン
ティアとしての報酬が支払われる仕組みだ。パソコンやスマートフォンからアクセスできる。
https://www.asahi.com/articles/ASS522H3HS52UTNB005M.html
(朝日新聞デジタル 2024.5.3)

新処遇改善への理解を求めるリーフレット。 最大20%超の加算律の理解は得られるか?

◆最大加算率の高さに加え、今後の物価動向も
6月からの新処遇改善加算では、該当する旧加算との比較で、全サービスにおいて加算率が
引き上げられます。また、現行区分の算定では人材確保が限界で、旧加算該当の上位区分を
算定するケースも出てくるかもしれません。いずれにしても、その場合には1~3割の利用者
負担も増えることになります。
処遇改善加算は区分支給限度基準額から外されていて、自己負担が一定以上になった場合の
高額介護サービス費による負担軽減策もあります。ちょうど6月からは、物価上昇対策の一環
である定額減税もスタートします。

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