介護保険施設などへの「監査マニュアル」を初めて作成 厚労省

2024年4月15日 ピックアップニュース3選

介護保険施設などへの「監査マニュアル」を初めて作成 厚労省

厚生労働省は、介護施設や事業所に対して都道府県や市町村が行う監査のマニュアルを初め
て作成した。不正請求や人格尊重義務違反が疑われる、もしくは認められるケースに関する
指導監督の考え方、事業者による処分逃れ防止のための対策などを盛り込んでおり、監査業
務の際に活用するよう自治体に促している。
監査マニュアルでは、運営指導や利用者などからの通報により自治体が監査を開始する段階
から、行政処分に至るまでの業務の流れ、留意点などを整理した。
不正請求の具体例として、▽実際にはサービスを行っていないにもかかわらず行ったように
装って介護報酬の請求を行った場合▽一定の人員基準を満たすことが要件となっている加算
について人員が不足しているにもかかわらず足りているように装い要件を満たすものと偽っ
て請求をした場合-などを挙げている。
https://i.care-mane.com/news/entry/2024/04/12/120043
(ケアマネドットコム 2024.4.12)

ケアマネの会が相模原市へ要望書

市内の介護支援専門員(ケアマネジャー)で組織する、「さがみはら介護支援専門員の会」が
3月6日、本村賢太郎市長に「ケアマネジャー処遇改善のための要望書」を提出した。
介護を必要とする人が適切な介護サービスを利用できるように介護のサービス(ケアプラン)
を作成するケアマネジャー。但し、本来の業務以外の仕事量も多く、処遇や賃金問題、高齢
化などから昨今、人材不足が深刻化している。同会は質の高い介護サービスが社会に提供さ
れるため、会員間で目指すべき方向性を共有し、情報交換や連携を図ろうと2001年に発足。
現在、約200人が所属する。
https://www.townnews.co.jp/0302/2024/04/11/727965.html
(タウンニュース 2024.4.11)

求む!介護の「助っ人」…マッチングで人手不足を解消 施設とボランティアをつなぐサービスの活用広がる

スキマ時間を使って、介護施設でお手伝いをしてもらえませんか―。人手不足に悩む介護事
業所と、有償ボランティアをインターネットで結ぶマッチングサービスがある。その名も、
「助っ人」転じて「スケッター」。若手経営者が発案し、首都圏を中心に利用する施設や
人を増やしている。
◆専門職でなくても「有償」ボランティア
「介護の現場では、資格が必要な専門職でなくてもできる仕事がある。そこに可能性を見い
だした」と語るのは、サービスを提供する株式会社プラスロボ(東京都港区)の最高経営責任
者(CEO)鈴木亮平さん(31)だ。介護業界に関心があり、大学卒業後に介護ロボットの販売代
理店を1年やってみたが「ケアの仕事は生産性や効率化と相いれない。結局は人手が必要だと
痛感した」という。

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