介護人材の紹介料高騰、1人100万円超も 事業者の経営圧迫 人手不足で独自採用難しく
2023年6月8日 ピックアップニュース3選
介護人材の紹介料高騰、1人100万円超も 事業者の経営圧迫 人手不足で独自採用難しく
青森県内の介護事業者が人材紹介会社に支払う紹介手数料がかさみ、経営を圧迫するケー
スが目立っている。1人の採用につき60万~120万円の手数料を支払う事業所や、派遣や
紹介に関する費用が年間1300万円に上る社会福祉法人もある。背景に、深刻な人材不足の
中で各事業者が独自での採用が困難になり、人材紹介業者に頼らざるを得なくなっている
事情がある。関係者からは「介護報酬が、民間会社の高額な手数料に回ってしまうのは
健全ではない」「国は何らかの規制を行うべきだ」との声が上がる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36064d9ccd0e8efed9cd2cbe6237f3d5fb939b2c
(東奥日報 2023.6.7)
政府が医療DX工程表、クラウド標準電カルを2030年までにおおむね全医療機関へ
政府は2023年6月2日、「医療DX推進本部」の第2回会合を開催し、医療DX推進に向けた
工程表を公表した。2024年度に医療機関同士などで電子カルテ情報の共有を始めるほか、
政府が主導しクラウドベースの電子カルテ整備を進め、2030年までにはおおむね全ての
医療機関への導入を目指すとした。
医療DX推進本部は岸田文雄首相が本部長を、本部長代理を松野博一官房長官、加藤勝信
厚生労働相、河野太郎デジタル相が務めるほか、本部員として松本剛明総務相と西村康稔
経済産業相が参加する。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15339/
(日経クロステック 2023.6.2)
看護師の医療行為を拡大、AIで医療機器開発 規制改革会議が答申
政府の規制改革推進会議は1日、今後取り組む263項目の答申をまとめた。人手不足対策と
して、医師の業務を看護師に移すなどの「タスク・シフト」を明記したほか、人工知能
(AI)を使った医療機器の開発促進などを盛り込んだ。政府は6月半ばに実施計画を閣議
決定する。
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