介護人材、配置要件を緩和 相談拠点のケアマネ不足対応

2023年11月6日 ピックアップニュース3選

介護人材、配置要件を緩和 相談拠点のケアマネ不足対応

地域の介護相談拠点で不足する介護人材の配置要件が緩和される。厚生労働省は2024年度
から各施設に配置しなければならない主任ケアマネジャーについて、一定の経験があれば
資格がなくても認める。高まる介護需要を踏まえ、施設を運営しやすくして介護支援サー
ビスを維持する。
厚労省は詳細を詰めて市町村に新ルールを通知などで示す。
市町村が設置する地域包括支援センターが対象となる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA311H80R31C23A0000000/
(日本経済新聞 2023.11.5)

介護福祉士試験見直しへ 外国人材らの受験機会拡大―厚労省

厚生労働省は、介護現場での人材不足が深刻化する中、介護福祉士の国家試験制度を見直す
検討に入った。特定技能の外国人材ら、働きながら資格取得を目指す人の受験機会の拡大に
向け、合否判定の仕組みの変更などを視野に入れている。
具体的には、筆記試験の合否判定について、計13科目の総得点で評価する方法を改め、科目
ごとに合否を出して、合格した科目が有効期限内なら再受験する際に免除することなどを
考えている。
高齢者人口がほぼピークとなる2040年度に必要とされる介護職員は約280万人。しかし、
他の業種に比べて低い賃金などを理由に離職するケースも少なくなく、外国人材を含む担い
手確保が課題となっている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023110300439&g=soc
(時事ドットコム 2023.11.4)

介護現場で進む働き方改革 岩手県内、離職率低下に成果

岩手県内の介護現場が人材の定着に向けて働き方改革を進めている。情報通信技術(ICT)で
利用者の体調を管理して業務を省力化したり、職員の提案を生かして働きやすさを高め、
離職率低下につなげている。人手不足で休廃止に追い込まれる事業所もある中、魅力ある
職場づくりへ工夫を凝らす。

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