今年度の介護事業者の倒産、上半期で過去最多 訪問・通所が急増 介護崩壊を懸念する声
10月7日 ピックアップ
今年度の介護事業者の倒産、上半期で過去最多 訪問・通所が急増 介護崩壊を懸念する声
東京商工リサーチは7日、増加が著しい介護事業者の倒産について分析する調査レポートを新たに公表し、足元の最新動向を明らかにした。それによると、今年度の4月から9月の倒産は95件。前年同期の約1.7倍と大幅に増え、上半期としての過去最多を記録した。特に訪問介護と通所介護の倒産が急増した。
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もっとも、介護業界は新規参入の新設法人も増加傾向が続いており、適者生存の然るべき新陳代謝が進んでいるという面がある。ただ同時に、倒産件数の増加が介護崩壊につながると懸念する関係者も多い。状況は地域によって異なるが、必要な在宅サービスをタイムリーに受けられない高齢者は以前より増えており、こうした問題が一段と加速していく可能性が高い。
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