人生の最終段階の医療・介護、意思決定の共有促進や非癌患者への緩和ケアの充実などを議論

2023年5月22日 ピックアップニュース3選

人生の最終段階の医療・介護、意思決定の共有促進や非癌患者への
緩和ケアの充実などを議論

厚生労働省は2023年5月18日、「2024年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」を開催し、
「人生の最終段階における医療・介護」について議論した。委員からは、「意思決定の際
にICTを積極的に活用すべきだ」「非癌患者の緩和ケア提供体制の構築が必要だ」といった
意見が挙がった。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t358/202305/579691.html
(日経メディカル 2023.5.22)

人手不足の介護現場、勤務工夫/青森県内

深刻な介護職員不足を補うため、職員の勤務体制に工夫を凝らす社会福祉法人が青森県内で
増えている。夜勤専門の職員の採用を進めている法人があるほか、職員が本来の業務とは別
に、法人内の他の施設でアルバイトとして働く制度を導入する施設もある。法人の保育園と
高齢者施設で人事交流を行う法人もある。関係者は「限られた人材で工夫を凝らして施設を
運営しなければならない」と語る。
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1558306
(東奥日報 2023.5.21)

地域包括ケア病棟入院料の病床4年間で51.7%増 厚労省集計

厚生労働省は17日、地域包括ケア病棟入院料の届け出病床が2017-21年に51.7%増えたと
する集計結果を中央社会医療保険協議会・総会に示した。回復期リハビリテーション病棟入
院料の病床は12.3%の増。これに対し、一般病棟入院基本料と療養病棟入院基本料はそれ
ぞれ13.6%、6.7%減少していた。
厚労省は、17年と21年(いずれも7月現在)の入院料ごとの届け出病床数をそれぞれ集計し、
増減を調べた。

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