ヘルスケアのスタートアップ、3つの支援戦略を提示 中間とりまとめ案 厚労省

2024年4月9日 ピックアップニュース3選

ヘルスケアのスタートアップ、3つの支援戦略を提示 中間とりまとめ案 厚労省

厚生労働省は8日、ヘルスケア分野でのスタートアップ振興についての検討会で、国内外
市場への展開の仕方により「世界直行型」「段階的海外進出型」「国内充実型」の3つに
支援戦略を整理する中間とりまとめ案を示した。公的医療保険や医療データ管理など他国
との規制環境の違いなどを見極めた上で、最適な支援環境の整備を進める考えだ。
世界直行型の支援は、国内市場と世界市場で規制環境が近しいケースを想定している。医
療機器などの開発初期から世界市場を視野に戦略を組み、グローバルに通用する起業家の
育成やアーリーステージでの投資を促す目利き力の強化を図るなど支援体制の構築を図る。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20240408141423
(CBnews 2024.4.8)

人手不足の医療介護 心の不調を防ぎ離職減へ デジタル技術で精神状態数値化

人手不足の医療介護の現場で、離職する人を減らそうと、神奈川県茅ケ崎市のスタートアッ
プ(新興企業)「きゃりこん.com」がデジタル技術で従業員の不調を事前に察知し、オン
ライン面談でケアするサービスを開発した。日常生活に関する質問への回答に基づき従業
員の精神状態を数値化し、面談での助言に生かす。実証導入した施設では離職を防止する
効果が出ており、今後の利用拡大が期待される。
同社が開発し、提供しているサービスは「toHANAS(とはなす)」。日常生活に関する
質問は「大勢の前でも平気である」「気持ちの切り替えに時間がかかる」など144項目に
上り、その回答から協調性や積極性、感受性などの16の指標に分けて精神状態を数値化する。
https://www.sankei.com/article/20240408-27PGUJ752FNWXFTC2AYCG65IVA/
(産経新聞 2024.4.8)

創薬、医療技術、デジタルヘルス増進のための生成AIマイクロサービス

NVIDIAは2024年3月18日、世界中のヘルスケア企業が、どのクラウド上でも最新の生成AI
(人工知能)を活用できるようにする、20種以上のマイクロサービスの提供を開始したと発
表した。マイクロサービスを使用してAIを新規および既存のアプリケーションに簡単に統
合でき、クラウド、オンプレミスで実行できる。
これらのNVIDIAヘルスケアマイクロサービスには、高度な画像処理、自然言語と音声認識、
デジタル生物学の生成、予測、シミュレーションを可能にするために、NVIDIA NIM AIモ
デルとワークフローが含まれている。

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