介護現場の悩み解決へ 長崎県が「サポートセンター」開設 ICT活用、機器貸し出し
2024年6月19日 ピックアップニュース3選
介護現場の悩み解決へ 長崎県が「サポートセンター」開設 ICT活用、機器貸し出し
長崎県は14日、県内の介護事業所の相談に応じて現場の悩み解決を手助けする「ながさき
介護現場サポートセンター」を長崎市元船町の長崎BizPORT2階のリージャス長崎BizPORT
センター内に開設した。テクノロジーの導入や活用などによる生産性向上をワンストップで
支援。機器の貸し出しや展示会も開く。
県によると、県内の介護職員は2022年度に約2万8600人いたが、高齢化に伴い、26年度まで
に推計で新たに1470人が必要。働きやすい環境づくりやサービス維持の手段としてロボット
や情報通信技術(ICT)の導入を検討する事業所が増えている。
同センターは県が委託した麻生教育サービス(福岡市)が運営。事業所の生産性向上に関する
相談に対応する。機器を2週間程度お試しで借りることも可能。セミナーや、テクノロジー
機器の展示会なども開く。
https://nordot.app/1175618456815780437
(長崎新聞 2024.6.18)
名古屋の病院、インドネシアで介護人材争奪 欧州・中東と
医療法人の偕行会(名古屋市)はインドネシアで介護人材の採用に本格的に乗り出す。年内にも
州政府と覚書を交わし、2025年度以降に看護大学の卒業生らを年50~60人程度採用する。同
国では欧州や中東諸国との人材争奪戦が激化するが、日本は賃金水準で見劣りする。行政が採
用に関わる信頼性を生かし、優秀な人材を獲得する。
偕行会は名古屋共立病院(名古屋市)など愛知県を中心にグループで病院や介護施設を運営する。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD181H20Y4A610C2000000/
(日本経済新聞 2024.6.19)
介護受講生 中高年増え 過去最多 センター富山支部に42人
介護労働安定センター富山支部は18日、介護職を養成する「介護労働講習」の本年度の開
講式を富山市奥田新町のボルファートとやまで開いた。受講生は昨年度よりも10人多い42人、
このうち60代は3人多い9人で、ともに2013年の講習開始以降で最多となった。
講習は雇用保険の受給資格者が対象で、11月までの約半年間、座学や現場実習で介護技術の
基本や専門知識を学ぶ。国家資格の介護福祉士を目指す上で必要な実務者研修も修了できる。
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