障害児者数1164万人 精神が57%増で最多に(厚労省推計)

2024年6月13日 ピックアップニュース3選

障害児者数1164万人 精神が57%増で最多に(厚労省推計)

厚生労働省は5月31日、2022年12月時点の障害児者数は1164万6000人で、5年前の前回調
査に比べて24・3%増えたとする推計を発表した。障害種別でみると前回は身体障害者が
最多だったが、今回は精神障害者が56・6%増の614万8000人で最多となり、全体の5割強
を占めた。
推計は5年に1回実施している「生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等
実態調査)」の結果などから行った。調査には障害者手帳所持者や難病と診断された人など
1万4079人が回答した(有効回答率58%)。
https://fukushishimbun.com/series06/35530
(福祉新聞 2024.6.11)

Opt Fit、グローバル総研と「介護施設におけるAI活用」の実証実験を開始

~転倒等の検知/通知をAIで自動化し、介護スタッフの負担軽減実現を目指す~
株式会社Opt Fit(本社:愛知県名古屋市、代表取締役CEO:渡邉昂希、以下 Opt Fit)は、
全国に70の介護事務所を展開する株式会社グローバル総合研究所と、「介護施設におけ
るAI活用の実証実験」を開始したことをお知らせします。
Opt Fitが2024年8月にローンチを目指す「介護DX」は、防犯カメラとAIを掛け合わせた、
介護施設特化型の安全管理システムです。防犯カメラの画像をAIで解析し、入居者の転倒
や部屋からの退出などの異常を自動で検知・通知するシステムにより、従来の目視での
チェックや、施設内巡回による安全管理の手間を減らし、介護スタッフの業務負担軽減を
実現します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000055404.html
(PRTIMES 2024.6.12)

福祉施設の労災10%増 対策に補助金活用も呼び掛け(厚労省)

2023年に福祉施設で死亡または転倒などで4日以上休業した労働災害(コロナ罹患を除く)
は1万4049人おり、前年から10%(1269人)増えたことが5月27日、厚生労働省の集計で
分かった。この10年間で7218人増えており、伸び率(106%)は全産業の中で突出して高い。
23年の全産業の労災(コロナ罹患を除く)は前年比2%(3016人)増の13万5371人。労災のう
ち死亡は全産業で755人おり、10人は福祉施設だった。

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