介護事業者の倒産が過去最悪ペース 他業界の賃上げで人材流出、通所・短期入所は過去最多
2024年5月15日 ピックアップニュース3選
介護事業者の倒産が過去最悪ペース
他業界の賃上げで人材流出、通所・短期入所は過去最多
◆2024年1-4月「老人福祉・介護事業」の倒産調査
相次ぐ高水準の賃上げが、介護職員の人手不足を加速させている。さらに物価高も追い打
ちをかけ、2024年1-4月の「介護事業者(老人福祉・介護事業)」の倒産は51件(前年同期比
45.7%増)と、同期間の過去最多を記録した。また、介護報酬が小幅なプラス改定にとど
まった「通所・短期入所」は19件(同58.3%増)と、すでに上半期(1-6月)の最多18件を上回
り、増勢ぶりが目立つ。介護報酬がマイナス改定の「訪問介護」も22件に達し、利用者に
身近な介護業の倒産が目立つ。
介護事業者は、人手不足に加え、コロナ禍の利用控えや感染防止対策などでコストが増加し、
倒産が急増した。その後、コロナ関連の資金繰り支援効果で倒産が抑制されたが、支援の
縮小に物価高、人手不足が重なり、経営環境は厳しさを増している。
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198573_1527.html
(東京商工リサーチ 2024.5.13)
日本初!介護から始める山形市の地域創生!
生産性向上の取り組みで離職激減&ケア質向上を生み出す!
介護における生産性向上ガイドライン作成など、2017年から介護分野の生産性向上のための
さまざまな国の施策づくりで中心的な役割を担い、ウェルビーイングに溢れた介護事業所を
創出するために「生産性向上」「働きがい向上」「リーダー育成」の3つを一度に実現する
ことができる生産性向上伴走支援サービス「Sociwell(ソシウェル)」を展開している株式会
社TRAPE(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鎌田大啓)は、包括連携協定を結んでいる
山形市と連携して、「介護の職場」魅力・活力くるりんプロジェクトの一環として、4つの
モデル介護事業所に対して生産性向上や職員の働きがい向上を通して介護の価値を向上させ
ていく取り組みを実施し、成果を生み出すことができましたのでご報告させていただきます。
https://abeno.keizai.biz/release/289802/
(あべの経済新聞 2024.5.13)
富士通、形式データ統合型のAI開発 医療分野で活用
富士通は9日、文章や画像など異なる形式のデータを自動的に組み合わせて推論する人工知
能(AI)を開発したと発表した。複数の形式のデータを使って推論するAIはあったが、自動で
統合できるものは珍しいという。肺がんの種類分けや乳がん患者の生存期間予測といった医
療分野での活用を見込む。
AIで推論する際には膨大なデータを整理するため、まず形式ごとにグラフを作成し、そのグ
ラフを統合する作業が必要だった。富士通のAIを使えばこの作業を自動化できるため、より
膨大なデータを効率的に扱える。
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