厚労省、介護情報基盤で中間取りまとめ 情報の共有範囲や同意取得方法を整理

2024年4月2日 ピックアップニュース3選

厚労省、介護情報基盤で中間取りまとめ 情報の共有範囲や同意取得方法を整理

介護情報の利活用を検討している、健康・医療・介護情報利活用検討会のワーキンググ
ループ(WG)は3月29日、中間とりまとめを発表した。「介護情報基盤」で、当面共有を目
指すものして、▽要介護認定情報▽請求・給付情報▽ケアプラン▽科学的介護情報システ
ム(LIFE)-の4情報を挙げた。また、介護サービス利用者の要配慮個人情報を含むことか
ら、情報セキュリティの担保についても触れている。
「介護情報基盤」は情報の利活用を促進するためのベースとなるもの。全国の介護事業所
やケアマネジャー、医療機関、利用者、市町村などで情報を共有することで、医療介護連
携の促進や要介護認定事務作業の負担軽減を図る。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20240401154117
(CBnews 2024.4.1)

介護福祉士試験に「パート合格」導入検討 受験機会を拡大(厚労省)

厚生労働省は介護福祉士国家試験を受験しやすくするため、筆記試験に「パート合格」
(複数科目ごとの合格)を導入することを検討する。2024年度に検討会を設置して具体的な
議論に着手する予定。3月22日に開かれた外国人介護人材検討会で明らかにした。
介護人材の確保・育成が課題となっているが、同試験の受験者は23年度が7万4595人で、
ピーク時(13年度)の15万4390人から半減している。受験者の詳細をみると、8割以上が
「実務経験ルート」であることから、厚労省は就労と学習を両立しながら受験しやすい
仕組みを検討する。外国介護人材は在留期間があり、受験機会が限られていることへの
対応でもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/762266d6ac7e367856464203f1605abc424a4053
(YAHOO!JAPAN 2024.3.31)

東京都、介護職場サポートセンター設置 機器貸し出しも

東京都は1日、介護現場の生産性向上の取り組みを支援する「介護職場サポートセンター
TOKYO」を東京都福祉保健財団(東京・新宿)内に設置した。平日午前9時から午後5時(正午
~午後1時を除く)に無料で受け付ける。アシストスーツなどの次世代介護機器を貸し出し
たり、伴走支援をしたりする。
見守りセンサーやアシストスーツなどを2週間~1カ月程度無料で貸し出す。購入をためら
っている事業者が試験的に使う需要を見込む。専門員が実際に現場を訪れ、導入を支援す
る。タブレットなどのデジタル機器や負担を軽減するソフトウエアの効果的な活用につい
ても個別に指南する。

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