外国人介護職員の日本語力に個人差 厚労省が訪問系従事者にヒアリング
2024年2月27日 ピックアップニュース3選
外国人介護職員の日本語力に個人差 厚労省が訪問系従事者にヒアリング
厚生労働省は15日、「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」を開き、介護福祉士
の資格を持つ外国人職員が訪問介護に従事している三つの事業者にヒアリングした。日本語
能力は日常会話ができることが求められるが、一概に日本語試験のレベルでは判断できず、
個人の能力によるとされた。
名古屋市の訪問介護事業所「ハッピー」では3人のEPA((経済連携協定)介護福祉士(フィリピ
ン)が働いている。最初の1カ月程度は先輩職員が同行訪問してサービスを提供し、研修や
介護記録はタブレットで簡単にできるようにした。生活面もサポートし、一時帰国の休暇も
認めている。篠田和博代表取締役は「コミュニケーションアプリを導入してから会話が増え
た。相談ごとにも迅速に対応している」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ca48980c52bde2cdf7a2642c78f1eb931d13b6
(朝日新聞デジタル 2024.2.26)
保育所がこども食堂 社協や障害者施設も協力(千葉)
千葉県北東部に位置し、人口約1万2000人の東庄町で昨冬、初のこども食堂が誕生した。
同町の社会福祉法人が運営する笹川中央保育園(諏訪亜希園長)が町有施設を会場に、地元
の社会福祉協議会や障害者支援施設と協力して開催する。
こども食堂に関心を寄せていた諏訪園長と、町内でこども食堂を実施してくれる団体を探
していた県中核地域生活支援センター「香取CCC」(社会福祉法人福祉楽団)が意気投合。
香取CCCに加え、町や町社協、障害者入所支援施設「北総育成園」(社会福祉法人さざん
か会)、ボランティア団体の協力も得て、昨年11月に町公民館で初開催した。参加費は
無料だった。
名前は「みんなの食堂」。こども食堂のネガティブなイメージを払しょくし、多世代交流
の場になってほしいとの願いを込めた。
https://fukushishimbun.com/series07/34026
(福祉新聞 2024.2.23)
BCP、4月から策定義務化 静岡県内介護事業者 見直し機運高まる
能登地震受け危機感 実効性ある運用へ
4月から事業継続計画(BCP)の策定が義務付けられる介護事業者で、能登半島地震を受けて
実効性のある計画運用や見直しの意識が高まっている。要介護者の屋外避難は難しく、限ら
れたスタッフで施設内の被災生活を余儀なくされる可能性が高い。大規模災害のたびに突き
付けられる課題にどう対応するか。関係者は「BCP策定は防災の始まり。終わりはない」と
対策に磨きをかける。
続きは会員のみ閲覧いただけます。
会員登録をされている方はログインしてお進みください。