【連携】介護報酬との同時改定踏まえ介護保険施設などとの連携強化
2024年2月20日 ピックアップニュース3選
【連携】介護報酬との同時改定踏まえ介護保険施設などとの連携強化
リハビリ実施計画書の提供を義務化、感染対策でも連携を促進
厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2024年2月14日の総会で、2024年度診療
報酬改定案を了承し、武見敬三厚生労働相に答申した。介護報酬との同時改定を踏まえて、
医療と介護の連携促進を目的とした内容が多く盛り込まれた。
医療機関と介護保険施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院)の連携に
ついては、在宅療養支援診療所(在支診)や在宅療養支援病院(在支病)、在宅療養後方支援
病院の施設基準に介護保険施設との協力が可能な体制を整備することを位置付ける。その
上で、介護保険施設から協力医療機関の要請があった場合、応じることが望ましいとする。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t358/202402/583292.html
(日経メディカル 2024.2.19)
介護負担軽減へ! ICTを活用した介護を学ぶ研修会(宮崎市)
人手不足が深刻になっている介護現場の負担軽減に役立ててもらおうと、ICT=情報通信
技術を活用した効率的な介護を学ぶ研修会が19日、宮崎市で施設関係者などを対象に開か
れました。
この研修会は県社会福祉協議会が開いたもので、老人ホームの職員や介護用品のレンタル
会社の社員などおよそ60人が参加しました。
講師には複数のセンサーを組み合わせた高齢者の見守りシステムを開発した東京の企業の
担当者が招かれ、どのようなものかを紹介しました。
このシステムは高齢者の部屋のドアやトイレ、それにベッドなどにセンサーを取り付ける
ことで、介護スタッフがスマートフォンから高齢者の行動を確認できるというもので、見
回りの負担軽減や、異変をいち早く把握できるといったメリットがあるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20240219/5060017538.html
(NHK 2024.2.19)
ホームヘルパー協「訪問介護なくなる」 報酬切り下げに抗議
全国社会福祉協議会・全国ホームヘルパー協議会(田尻亨会長)と日本ホームヘルパー協
会(境野みね子会長)は1日、厚生労働省に対して、2024年度の介護報酬改定で訪問介護が
切り下げられることについて抗議文を提出した。このままでは訪問介護がなくなる地域が
出てくると懸念している。
政府は昨年末、24年度の報酬改定について全体で1・59%増やすことを決定。年明けに具
体的な改定内容が明らかとなり、特別養護老人ホームや通所介護、訪問看護、訪問入浴な
どはすべて報酬が増えていた。
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