訪問介護でも「老々」拡大
2023年8月24日 ピックアップニュース3選
訪問介護でも「老々」拡大
利用者10年で2割増/担い手70歳以上13% 厚労省、施設職員活用へ
ヘルパーが高齢者宅を訪れる訪問介護の事業環境が厳しい。利用者が10年で2割増えたのに
対し、訪問員の38%は60歳以上、7人に1人は70歳以上だ。仕事の厳しさから若い職員が集ま
らずベテランに頼る。厚生労働省は24年にも施設職員を訪問で活用できるようにし、人手
不足に対応する。
年老いた親を高齢者になった子供が介護する「老々介護」。家庭内だけでなく、公的介護
サービスの現場でも広がりつつある。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73834600T20C23A8EP0000/
(日本経済新聞 2023.8.24)
学研「生涯顧客の街」つくる 塾起点に保育・介護連携
学研ホールディングス(HD)が保育から介護までのサービスを一体で提供する事業に力を
入れている。「学研版・地域包括ケア」を掲げ、少子高齢化や核家族化が進む中、0歳から
100歳までが共生しやすい街をつくる。保育園や学習塾、介護施設など全国に施設がある
強みを生かし、新たな成長につなげる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC166CR0W3A810C2000000/
(日本経済新聞 2023.8.23)
ヘルパーの不足感、過去10年で最悪の83.5% ケアマネも悪化進む=介護労働実態調査
介護労働安定センターは21日、毎年実施している「介護労働実態調査」の昨年度の結果を
公表した。
訪問介護のホームヘルパーが足りているかどうか聞いたところ、「大いに不足」が27.9%、
「不足」が31.0%、「やや不足」が24.6%。これらを足し合わせた“不足感”は、83.5%に
のぼった。
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